2026.06.11 Category REPORT Reading 6 min

日本AISIとOpenAIのMOCは何を意味するか——AI安全性は国際連携になる

AI安全性の評価は、一国だけで閉じにくい。最先端モデルは国境を越えて提供され、リスクも各国で共有されるからだ。

内閣府のAI戦略ページには、2026年5月29日のトピックとして「米国OpenAI社と日本AISIのMOC締結について」が掲載されている。MOCは Memorandum of Cooperation の略で、協力覚書と訳される。

AIセーフティは共同作業になる

AISIとAI企業の連携で見る論点
論点意味
評価安全性評価の観点や方法を共有する
情報リスクや事故に関する情報を連携する
国際性海外企業のモデルを国内利用する前提で考える

AI安全性は、規制当局だけでも企業だけでも完結しない。モデルを作る企業、評価する機関、利用する社会が情報を共有しなければ、リスクは見えにくい。

この記事の限界

  • この記事は内閣府AI戦略ページに掲載されたトピックから、MOCの政策上の意味を整理したもの
  • MOCの具体的な協力内容、対象範囲、成果は当該発表資料で確認する必要がある

出典(2026年7月7日閲覧): 内閣府「AI戦略」(cao.go.jp

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サク
UMT株式会社 取締役 / フォースネット株式会社 執行役員

IT業界25年のエンジニア(コンサル・プロダクトマネージャー15年、Python 10年)。2児の父として、AIを使った家庭学習の仕組みを自作して毎日運用し、地元・横浜/鎌倉ではAI・パソコン教室も不定期に開いている。このサイトには、教育とAIについて調べたこと・考えたことと、その道具を置いている。