Kit · AIドリルキット

AIと一緒に、専用の
学習ドリルを自分で持つ。

これは「AIに問題を作らせるプロンプト集」ではない。私が自分の家庭で毎日運用している、問題の生成、内容の検査、配信、解答記録の分析までを含む小さな学習システムから、仕組みだけを公開テンプレートとして切り出したものだ。同梱データはすべて合成サンプルで、中学受験の範囲を例にしている。

For beginners

プログラミング未経験でも、ビジネス課題を持っている人へ。

このページは、私がこのキットを初めて使う側だったら何を知りたいか、という順番で書いている。React、Workers、R2、JSON、AIエージェントといった単語を覚えることが目的ではない。目的は、学習課題を「毎日回る仕組み」に変え、その仕組みを自分のリポジトリとして持つことだ。

ビジネスで考えるなら、これは小さな業務システムに近い。入力は教材と解答ログ、処理はAIによる生成と検証、出力は翌日のレッスン、改善指標は間違い方の変化。子ども向けの見た目をしているが、発想はサービス開発そのものだ。

What it is

キットの中身は、3つの層に分かれている。

01

学習者が解く画面

ブラウザで開くレッスン画面。選択式、穴埋め、段階式、読解、スケッチゲートまでを扱う。利用者から見ると、ここが普通の学習アプリに見える部分だ。

02

毎日作り直す裏側

教材や弱点プロファイルをもとに、翌日の問題を選び、AIで生成し、形式と答えを検査する。ここが「学習者の昨日」から今日のドリルを作る部分になる。

03

AIに作業を頼む手順書

推奨は Claude Code。セットアップ、生成、検証、分析、デプロイを任せるための指示群を同梱する。プログラミング未経験者が触るべき中心はここだ。

What you will do

あなたがやることは、コードを書くことではない。

最初の役割は、教材を用意し、どんな学習を回したいかを決め、AIエージェントに作業を渡すことだ。GitHub のテンプレートから実運用用の private リポジトリを作る、Cloudflare のアカウントを作る、設定値を入れる、デプロイする。これらは技術作業だが、手順が明確ならAIに任せられる。

むしろ人間が見るべきなのは、できあがった問題が学習者に出してよい品質か、昨日の間違いが今日のレッスンに反映されているか、続ける負担が生活に収まっているか、という運用判断のほうだ。

You need
  • GitHub のテンプレートを自分用に複製する意思
  • Cloudflare アカウントを作る意思
  • Claude Code を使う意思
  • claude-in-chrome や Claude Design も、人間確認つきで使う意思
  • 自分の教材、試験範囲、学習者の弱点を整理する時間
  • AIの出力をそのまま信じない姿勢
Reading route

この順番で読むと、迷いにくい。

Boundary

できることと、できないことを分けておく。

このキットで作れるのは、毎日回す学習の仕組みだ。市販アプリのように全員へ最適化された完成品ではないし、塾や学校や資格講座の代替でもない。公開リポジトリに入っているのは合成データの見本であり、実運用では自分の教材、試験範囲、弱点、生活リズムに合わせて private に育てる前提になる。

だから、初心者にとって一番大事なのは「全部を理解してから始める」ことではない。全体の地図を持ち、危険な場所を知り、小さく動かして、ログを見ながら直すことだ。実運用では GitHub リポジトリと R2 バケットを private に保ち、教材本文の丸ごと投入や、学習者を特定できる情報の記録は避ける。

It is not
  • AIだけで完成する教材販売サービス
  • どの家庭にもそのまま合う万能アプリ
  • 検証なしで問題を量産する仕組み
  • 学習者の努力や大人の観察を不要にする道具
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