2026.07.03 Category DRILL Reading 7 min

何が出るのか——4つの領域と、その配分の理由

公開ドリルの15問は、4つの領域から構成される。現在の配分と、なぜこの4つなのかを書く。

1レッスン15問の構成(現行版)
領域問数内容の例
時計・時間5問時計の読み、「何時間は何分?」の変換
お金4問買い物とおつりの計算
数の位4問数の組み立て(10が3つと1が4つで?)と分解
長さ2問長さの比較

「単元」ではなく「つまずき」から選んだ

この4つは教科書の目次から選んだのではない。実際の解答記録を分析して、間違いが集中していた領域から選んだ。時計が5問と最も多いのは、時計・時間の変換が低学年で最もつまずきが残りやすかったからだ。

配分は固定ではなく、記録の分析に応じて見直す。この「データを見て配分を変える」という運用そのものが、AIドリルキットから受け継いだこの仕組みの性格だ。

生活の算数、という共通点

4領域を並べると共通点が見える。どれも生活の中に実物がある算数だ。時計は毎朝見る。お金は買い物で使う。長さは身の回りのものを比べられる。

画面の中の練習が、生活の中の実物とつながる領域から始める——低学年の導入としてこれが正しいと考えている。ドリルで「3時40分」を読めた子が、家の時計を読んでみせる。そこまで届いたら、このドリルの仕事は成功だ。

公開ドリル出題算数
Related
PORTRAIT
64×64
サク
UMT株式会社 取締役 / フォースネット株式会社 執行役員

IT業界25年のエンジニア(コンサル・プロダクトマネージャー15年、Python 10年)。2児の父として、AIを使った家庭学習の仕組みを自作して毎日運用し、地元・横浜/鎌倉ではAI・パソコン教室も不定期に開いている。このサイトには、教育とAIについて調べたこと・考えたことと、その道具を置いている。