2026.07.02 Category REPORT Reading 7 min

子どもの生成AI利用——高校生46%、中学生31%、小学生9%

大人の生成AI利用は26.7%まで来た。では子どもはどうか。

学年が上がるほど使っている

こども家庭庁「青少年のインターネット利用環境実態調査」の令和7年度速報(2025年11〜12月実施、2026年2月公表)によれば、生成AIの利用率は高校生46.2%、中学生30.8%、小学生8.6%。学年が上がるほど利用率が上がる、きれいな階段になっている。

高校生の46.2%という数字は、総務省調査の20代(44.7%)と並ぶ水準だ。高校生はすでに、社会で最もAIを使う層の一角にいる。

小学生も「認知」は7割を超えた

ベネッセの「生成AIの利用に関する意識調査」(2025年11月、小3〜6生と保護者1,032組)では、小学生の生成AI認知率は74.7%(2023年の47.8%から約27ポイント上昇)。保護者の認知率は89.6%。そして認知している小学生のうち利用経験者は8割以上にのぼる。「知らないから使わない」の段階は、小学生ですらほぼ終わっている。

前提としてのネット漬け

背景として、令和6年度の確定値では10〜17歳のネット利用率は98.2%、平日の平均利用時間は約5時間(高校生は6時間超)。生成AIは、この長大なスクリーンタイムの中に入り込んでいく。

この記事の限界

  • 利用率(46.2/30.8/8.6%)は速報値で、報道により年度表記に揺れがある。本記事では調査実施時期(2025年11〜12月)を基準に記載した。確報公表後に更新する
  • 「利用」の中身(学習か遊びか)の内訳は概要からは読めない。用途データが取れ次第、続報する

出典(2026年7月6日閲覧): こども家庭庁「青少年のインターネット利用環境実態調査」(令和6年度概要PDF、令和7年度速報の報道: 教育家庭新聞)/ ベネッセ「生成AIの利用に関する意識調査」(プレスリリース

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サク
UMT株式会社 取締役 / フォースネット株式会社 執行役員

IT業界25年のエンジニア(コンサル・プロダクトマネージャー15年、Python 10年)。2児の父として、AIを使った家庭学習の仕組みを自作して毎日運用し、地元・横浜/鎌倉ではAI・パソコン教室も不定期に開いている。このサイトには、教育とAIについて調べたこと・考えたことと、その道具を置いている。