2026.05.28 Category REPORT Reading 7 min

中学受験は「少子化なのに高止まり」——受験率18.1%の意味

中学受験は過熱しているのか、落ち着いたのか。首都圏模試センターの2025年速報から確認する。

受験者数は高止まり、受験率は過去2番目

首都圏 私立・国立中学受験(首都圏模試センター)
受験者数受験率
2000年頃約40,000名約13%
2023年52,600名—(過去最多)
2024年52,400名
2025年52,300名18.10%

2025年の受験者数は52,300名で前年比99.6%とほぼ横ばい。一方、受験率は18.10%で過去2番目の高さだ。分母(小6人口)が少子化で減り続ける中、受験者数が減らない——つまり「受験する家庭の割合」は上がり続けている。首都圏では、およそ5〜6人に1人が中学受験をする計算になる。

私立中の実費

文科省「令和5年度 子供の学習費調査」によれば、私立中学の学習費総額は年間約156万円、3年間で約467万円(平成30年度の約422万円から増加)。これは平均値であり、ここに入学前の受験準備費用(通塾費等)が別に乗る。

この記事の限界

  • 受験者数・受験率は首都圏模試センターの推計で、首都圏(1都3県中心)の数字。全国の実態とは異なる
  • 中学受験の是非はこの記事の範囲外。判断の構造についてはコラムで書いた

出典(2026年7月6日閲覧): 首都圏模試センター 2025年中学受験速報(syutoken-mosi.co.jp)/ 文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」(結果のポイントPDF

中学受験調査データ首都圏
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UMT株式会社 取締役 / フォースネット株式会社 執行役員

IT業界25年のエンジニア(コンサル・プロダクトマネージャー15年、Python 10年)。2児の父として、AIを使った家庭学習の仕組みを自作して毎日運用し、地元・横浜/鎌倉ではAI・パソコン教室も不定期に開いている。このサイトには、教育とAIについて調べたこと・考えたことと、その道具を置いている。