夜間中学は69校——「義務教育をもう一度」の受け皿は広がっている
夜間中学は、戦後の学齢期に十分な教育を受けられなかった人だけの制度ではない。現在は、不登校などで十分に学べなかった人、外国籍の人、学び直しを必要とする人も含む、義務教育の再接続の場になっている。
44都道府県・指定都市に69校
文部科学省は、現在の中学校夜間学級(いわゆる夜間中学)について、44都道府県・指定都市に69校が設置されているとしている。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 設置自治体 | 44都道府県・指定都市 |
| 設置校数 | 69校 |
文科省は、少なくとも各都道府県・指定都市に1校は設置されるよう促進するとしている。つまり現状は、全国どこでも十分にアクセスできる状態ではなく、設置空白を埋める段階にある。
夜間中学は「夜にある中学校」
文科省は夜間中学を、市町村や都道府県が設置する中学校で、夜の時間帯等に授業が行われる公立中学校と説明している。
ポイントは、公立中学校であることだ。民間の学習支援やフリースクールとは違い、義務教育段階の普通教育に相当する教育を、制度として受け直す場になる。
この記事の限界
- ここでは設置校数だけを扱い、在籍者の年齢・国籍・学習歴の内訳までは扱っていない
- 夜間中学の需要は、設置校数だけでは測れない。通学距離、仕事・家庭事情、日本語支援の有無が利用可能性を左右する
- 「69校」は文科省ページ掲載時点の数であり、開校予定・検討中の自治体は別途確認が必要
出典(2026年7月7日閲覧): 文部科学省「夜間中学の設置促進・充実について」(mext.go.jp)
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